能楽師・武田宗典の舞台活動・観劇活動を中心にした日記的四方山話


by munenorin

昨日の謡サロン他

昨日は東京謡サロンでした。

事前にお知らせしたとおり、曲目は『邯鄲』。自分もとても大好きな曲です。

いつも大体1曲につき4箇所ほど聞いていただくのですが、今回は4つ目の最後の部分は、およそ12分ほどの長さで、今まででも一番長丁場の謡でした。
本当は前後に分けて聞いていただくことも考えたのですが、続いて聞いていただくほうが面白さが伝わるのではないかと思って、ぶっ続けで謡うことにしました。
今回もお客様は少なめだったのですが、いらしていただいたお客様が満足して帰られる姿を見て、本当にやることが出来てよかったなと思いました。

昨日、とある友人から「謡サロンはやっぱり敷居が高い」という言葉がありました(参加してくださった方ではなく)。どちらかといえば「敷居が高い」と思われている能楽の敷居を下げるために、このような催しを始めようと思い立っただけに、とても残念な気がしました。というか自分自身の無力を情けなく感じてしまいました。
このサロンにいらして下さった方はほぼ皆さん、「能ってこんなに楽しいものだったんだ」というようなことを仰って下さいます。きっと一度でも実際に参加してくれたら「敷居が高い」と感じることはないとは思うのですが、やはり東京ではまだまだ浸透に時間が掛かりそうです。
ただ考えてみれば大阪も最初は2回で8人の参加者だったのが、1年で倍の参加人数になりました。また来年からは和歌山県橋本市の「ゆの里」でも定期講座開設の予定です。
東京でも決して諦めることなくとにかく続けていくしかない、と今心を新たにしています。絶対に腐ってはいけませんね006.gif

昨日は少し疲れが出たのか夜に体調がいまひとつになってしまったので、更新をサボって早く寝てしまいました008.gif今日もほとんど身体を休めていましたが、だいぶ快復したので先ほどは筋トレをしていました。

ここで宣言したことが、続けることの大変強い原動力になっています004.gif
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by munenorin | 2008-09-15 22:36 | 能楽日記