柏ふれあい薪能
2008年 09月 07日
今日は夕方から柏ふれあい薪能という催しでした。
演目は家元の能「自然居士」や野村万作さんの狂言など。開演は午後18時からでしたが、外がとっても蒸し暑くて、拭いても拭いても汗が止まらない感じでした。それでも最後まで無事お天気が持って良かったです
柏市では、以前私の父などが「かしわ能」という催しをしていたのですが、地方の緊縮財政からだんだんと自治体が消極的になり、立ち消えになってしまって現在まで数年が経っていました。しかし今回、柏市在住の宝生流ワキ方・梅村昌功さんの地道なご努力により、薪能という形で復活いたしました。本当に素晴らしいことだと思います。
柏市は地方都市としては大きいほうですが、柏のような大きな都市でなくても、その土地在住の方たちに能楽の楽しさがだんだんと浸透していけば、自治体が動くようになり、必ずこうした大きなイベントが行われるようになるものなのです。
東京でももちろん色々な仕事をしていきたいと思ってはいますが、自分としては近い将来、関西地域をはじめ、東京以外の土地でも様々な催しを立ち上げて行きたいと思っています(現在関西では『400人お客さんを集める』運動をひそかに行っています)。
いずれは日本全国各地で当たり前のように能が鑑賞されるようになる世の中を、我々若い世代の能楽師たちは目指しています。そのためにはどんな労力も惜しみませんので、もしお心当たりがございましたら、ぜひご提案・ご意見などお寄せください。
演目は家元の能「自然居士」や野村万作さんの狂言など。開演は午後18時からでしたが、外がとっても蒸し暑くて、拭いても拭いても汗が止まらない感じでした。それでも最後まで無事お天気が持って良かったです
柏市では、以前私の父などが「かしわ能」という催しをしていたのですが、地方の緊縮財政からだんだんと自治体が消極的になり、立ち消えになってしまって現在まで数年が経っていました。しかし今回、柏市在住の宝生流ワキ方・梅村昌功さんの地道なご努力により、薪能という形で復活いたしました。本当に素晴らしいことだと思います。
柏市は地方都市としては大きいほうですが、柏のような大きな都市でなくても、その土地在住の方たちに能楽の楽しさがだんだんと浸透していけば、自治体が動くようになり、必ずこうした大きなイベントが行われるようになるものなのです。
東京でももちろん色々な仕事をしていきたいと思ってはいますが、自分としては近い将来、関西地域をはじめ、東京以外の土地でも様々な催しを立ち上げて行きたいと思っています(現在関西では『400人お客さんを集める』運動をひそかに行っています)。
いずれは日本全国各地で当たり前のように能が鑑賞されるようになる世の中を、我々若い世代の能楽師たちは目指しています。そのためにはどんな労力も惜しみませんので、もしお心当たりがございましたら、ぜひご提案・ご意見などお寄せください。
by munenorin
| 2008-09-07 00:31
| 能楽日記