大阪謡サロン初日
2008年 07月 21日
写真はゆの里さんで栽培されているトマトとメロンです。ハウス内を見学させていただきました。メロンはなんと4株から130個もの実を付けたそうです。通常はうまくいっても10個程度だとか‥。しかも糖度も抜群だったそうです。不思議な霊水で栽培しているからこそ起こることだそうです。本当にびっくり!!
今日はゆの里で朝ご飯&朝湯をいただいた後は、大阪市内に移動して、いつもの大阪天満宮前の朝陽会館で定例謡サロンです。
天満宮の周りでは既に今月25日の天神祭へ向けての準備が進められていて、なかなかの賑わいでした。
さて今日の謡サロン参加者はなんと4人!謡サロン史上最少人数です(笑)。でも、参加して下さったのは既に謡サロン常連メンバーの皆さんでしたので、いつもよりもさらに濃密なサロンになったと思います。
本日取り上げた作品は『羽衣』です。能の一番の代表作の一つですね。この羽衣から、比較的作品の流れを理解していただき易いポイントとなる謡をいくつか謡わせていただきました。すっかり恒例となった、舞や型の実演付きです。
今日『羽衣』を取り上げたのは、8月3日の日曜に谷町四丁目の山本能楽堂で、羽衣の演能があるためです。大阪の参加者の方達は特に、ほとんど能をご覧になったことがない方ばかりでしたが、サロンに回を重ねて参加されるにつれ、だんだんと本格的な能公演をご覧になりたいと思われるようになってくださいました。
本当は、私自身が大阪で能が舞えるようになれば良いのですが、まだそれはなかなか難しい状況です。そこでお客様のご要望をフォローする意味で、今回初めて大阪の催しをお勧めしたところ、早速お申し込みを頂きました。
私達の業界は割と横の繋がりが乏しいことが多いのですが、これからの時代を考えて、ぜひ皆で力を合わせながら能楽界を盛り上げていきたいと思っています。
また今回のサロンでは、参加の皆さんから多くのご質問を頂きました。その内容もだんだんと濃くなってきているようです。
このサロンを通じて、皆さんの能楽へのご理解や興味が深くなっていること、とても嬉しく思います。
そして自分自身もしっかり研鑽を積んで、皆さんの期待に応えていきたいと思っています!
by munenorin
| 2008-07-21 20:04