能楽師・武田宗典の舞台活動・観劇活動を中心にした日記的四方山話


by munenorin

おススメの2冊

今日は割と最近に創刊された、能に関する本2冊を宣伝したいと思います。

b0145146_23363882.jpg
左が「能楽ハンドブック第3版」(三省堂)、右が「まんがで楽しむ能の名曲70番」(檜書店)です。
右の「まんがで~」の方は、一曲のストーリーが3ページのマンガと解説文でうまくまとめられています。マンガは少しデフォルメが激しい気もするのですが、絵が可愛らしくて楽しめる作りになっています。掲載されている番数は70番と若干少なめですが、能としてよく上演される演目は大体網羅されているので、観能のお供に手頃だと思います。
また左の「能楽ハンドブック~」の方は中級者向け。能をご覧になって、いろいろ知りたくなったり疑問に思われたときに役に立つ知識が、所狭しと書かれています。また、全流儀の全曲目のミニ解説も記載されており、私たちプロからみても大変役に立つ書です。

このほかでは「対訳でたのしむ」シリーズ(檜書店)がおススメです。能の一曲の謡すべてが現代語訳と共に掲載されています。まだ30曲程度しか出版されてはいませんが、今後次々に増刊されていく予定だそうです。一曲525円でA5版と値段も大きさも手頃で、能をご覧になる時にプログラム代わりに購入されるには最適ではないでしょうか?

謡サロンでは、この「まんがで楽しむ~」を会場に置いております。明日サロンに見えるお客様はぜひ手にとって御覧になってみてください。

それでは明日は東京謡サロン第1回、皆さんに謡の楽しさ・面白さをしっかりとお伝えしてきます004.gif
[PR]
by munenorin | 2008-07-04 23:57 | 能楽日記