能楽師・武田宗典の舞台活動・観劇活動を中心にした日記的四方山話


by munenorin

経過報告

先日舞台に復帰してから、今日で一週間が経ちました。

復帰当初は仕舞や舞囃子の地謡など、比較的短い出番の物が多かったのですが、先日の土曜日に「三鷹弥生能」で能「熊野」の1時間余りの地謡に初めて座りました。そして今週は明日、明後日、金曜日と、全て昼夜で申し合わせと本番のダブルヘッダーという強行日程です。特に明日は武田同門会の本番なので、研究会の申し合わせと併せて3番分の地謡に座ることになります。座ってみた感覚ではおそらく問題はなさそうなのですが、とにかく様子を見ながら、慎重によくいたわって乗り切って行きたいと思います。

怪我をした場所が場所なだけに、なかなか「ハイ、すっきり治りました」と行かないのが辛いところではあります。特に怪我をした当初の回復の早さから考えると、今は若干足踏み状態のような気もするのですが、それでも長い目で見ればだんだんと良くなって来ている手応えは感じられます。つい気持ちが焦りますが、それが行動に出て無理をしないようにくれぐれも心掛けなければなりません。

また地謡に座るだけでなく、舞も舞えなければ完全復帰とは言えません。現在はお弟子さんの稽古などをしながら、少しずつ舞のリハビリも始めています。まず最初は来月18日(日)の花影会の「国栖」天女役になりますが、そこへ向けて、不安の無いようにして行きたいところです。

まずは今週を、せめて後戻りだけはしないようにしっかりと乗り切りたいと思います!
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by munenorin | 2010-03-15 23:50 | 能楽日記