能楽師・武田宗典の舞台活動・観劇活動を中心にした日記的四方山話


by munenorin

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ゆの里能

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昨日無事に終わりました。

演目は「羽衣」を中心に狂言、舞囃子、独鼓。大勢のお客様と好天にも恵まれ、また「ゆの里」の皆様の温かいお心で、大変素敵な催しとなりました。

そして終了後に社長さんから、『また来年もやりましょう!!』と仰って頂けたことが何より嬉しかったです。

そして二次会ではケーキの用意が。

一昨日がゆの里の専務さんのお誕生日でそのお祝いだったのですが、私を初め、その場に居合わせた15人ほどのうち6人が1月生まれであることがわかったので、急遽合同誕生会となりました。

最後まで楽しく、幸せなひとときでした。

今回の催しにお力を貸して下さったすべての方に感謝、感謝です。
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by munenorin | 2010-01-30 08:23

獅子虎傳阿吽堂

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今日は世田谷パブリックシアターで、野村萬斎さん企画、亀井さん三兄弟の三響会がメインの「獅子虎傳阿吽堂」という公演に出演しています。

今回は新年に因んで、「高砂」や「老松」などおめでたい作品を取り上げているそうです。

勢いに乗っている一流の方ばかりが出演されていますが、中でも大太鼓の林英哲さんは凄い迫力があります!一昨年に神戸のオリエンタル劇場の舞台でご一緒させて頂きましたが、またその時とは違った味わいです。

今から夜の部。気合い入れて頑張ってきます!!
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by munenorin | 2010-01-28 19:09

一瞬の中華街

今日はNHKの能楽鑑賞会でした。会場は久しぶりの横浜能楽堂です。

開演は18時半だったのですが、申し合わせが14時半からあり、申し合わせと本番の間に1時間程度自由時間ができました。

b0145146_1495851.jpgそこで従兄の車で、従兄と同世代の能楽師と3人で中華街へ行くことになりました。最初はお茶程度と思っていたのですが、「せっかくだから何か食べよう!」ということになり、運よく発見できた、隠れた名店『海員閣』へ。
実は私は小さい頃から家族でよくこの横浜中華街に遊びに来ていて、おそらく自分の現在の中国好きはそのせいではないかと最近気がついたくらいです。今回の『海員閣』は細い路地にありますが、その路地の中にはこだわりの店が軒を連ねる、知る人ぞ知る名店ストリートなのです。
写真は従兄が食べたパーコー麺。厚切りの肉が5枚入ったこのボリュームで800円とは驚きです。値段の割りに量が多くて安い!私達が訪れたのは17時過ぎから18時前までのわずか40分ほどですが、店内はみるみる人で溢れてきました。まさに人気の理由がわかる納得の味です。また機会を見つけてふらっと遊びに行きたいと思います。


ちなみに今日のNHKの能楽鑑賞会は関根祥人氏がシテの『土蜘蛛 黒頭 ササガニ』と狂言2番。3月6日(土)14時からNHK教育で放送予定です。私も地謡の末席ですが、出演しています。『ササガニ』は珍しい替の間狂言ですので、興味のある方はぜひどうぞ。
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by munenorin | 2010-01-28 02:06 | オフ、ふっ、ふ。

熊野

今日、昨日と行橋で謡サロンでした。

特集した曲は『熊野』。桜の季節のお話ですが、お正月を「初春」ということからもわかるように、1月にも上演頻度の多い作品です。
また江戸期から”熊野、松風、米の飯”と呼ばれる、大変な人気曲でもあります(その言葉の由来には諸説あるようですが)。

今回も2回合わせて20名前後の方にご参加いただきました。今回は『今までの謡サロンの中で一番良かった』というようなコメントを何人かの方から頂きました。

『熊野』には、今までサロンで取り上げてきた作品のように派手な舞などはありません。ですが、とにかく謡の言葉が美しく、また現代人にとっても比較的わかりやすい言葉で綴られている心情劇ですので、まさに謡サロンで取り上げるのにピッタリの作品だったのでしょう。

大阪では昨年の一月に特集しました。

また東京やその他の地域でも取り上げてみようかな、と思っています。
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by munenorin | 2010-01-27 00:29 | 謡サロン

同窓会新年会

昨日は私の幼稚園から高校まで14年間の母校、暁星のOB全体の同窓会新年会でした。

b0145146_261660.jpg参加している方は半数以上が仕事をリタイアされた方達なのですが、昨日はなんだかんだと私の学年からは4人ほど参加者がいました。それは新年会の前に、私の同級生で、冒険家・写真家の石川直樹君の講演があったからです(写真は別人)。
この石川君はなかなか凄い人で、七大陸の最高峰を最年少で踏破した記録を持っていたり、北極点から南極点までを人力で踏破する「ポールtoポール」に参加したりなど、想像を絶する旅をしてきた人です。実は私にとっては、幼稚園から大学まで同じ学校という数少ない存在なのですが(他にもう一人)、在学中はそれほど接点があったわけではなく、卒業後初めて会った感じです。それでも過去の旅の記録などを映像を交えながら、あまり切迫感なく(?)飄々と話す独特の姿は、高校の時に授業を一時間潰して、一ヶ月間のインド旅行記を話していた姿と重なって、何だかとても懐かしい感じがしました。今回は主にエベレスト踏破の時の映像が使われましたが、地上でありながら地上でないような感覚の話はとても興味深かったです。
写真集や本なども出版されているので、興味のある方はぜひ一度ご覧になってみてください。

そしてその後は懐かしい仲間や、偶然参加していた当時の担任の先生(この方も卒業生)と語らい、3次会まで行くことになりました。そんなわけで昨晩はとてもブログ更新とは行かなかったのです。

そして今日は檀の会。松木千俊さんが主催する会ですが、ご子息の崇俊君が骨折してしまって、本来彼が演じるはずだった『土蜘蛛』のシテを千俊さんが代わられました。本人も相当悔しかったようですが、まだ若くてチャンスはたくさんあるはずなので、どうか一刻も早く快復して元通りになってもらいたいものです。

明日から2日間は行橋です。来週は目の廻る一週間になりそうです。
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by munenorin | 2010-01-25 02:29 | オフ、ふっ、ふ。

初の合わせ

今日は夕方から、今度の2月14日(日)の七拾七年会『海士』に向けて、従兄の長男・4歳半の章志と初めて一緒に稽古しました。

『海士』の子方は謡の分量も非常に多く、また所作もたくさんあり、何より舞台に出演している時間が長いので、通常では小学校の中学年以上にならないとあまり演じることのない役です。もしかしたら4歳7ヶ月での海士の子方というのは最年少記録かもしれません。そんな負担の多い役ですが、今日の稽古の段階で、既にある一定の完成形の成果を見せてくれました。
b0145146_1401143.jpg写真はこんにゃくをつまみ食いしている章志です。御覧の通り稽古の前後はとてもリラックスしていますが、稽古に入ると自然に良い緊張感を保っています。きっと今まで大変な稽古だったとは思うのですが、それをあまり感じさせない明るさが、彼のとても良いところです。

そんな章志の大役、もし宜しければぜひ観にいらして下さい。まだチケットは少しございます。このブログ上や私のホームページでも承ります。可愛らしい姿で皆さんをきっと楽しませてくれることと思います。

自分もそれに負けないよう頑張らなければ!
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by munenorin | 2010-01-23 01:49 | 能楽日記

今日も

今日はお弟子さんのお稽古のあと、毎年恒例の新年会でした。

b0145146_23115512.jpgネットで調べた新宿御苑前の駅のすぐ近くのイタリア料理やさん。ぐるなびで非常に評価が高かったお店なのですが、出てくるお料理・お酒、噂に違わず全て美味しくて、しかもリーズナブル。また写真のように今日初めて行ったにもかかわらず、誕生日のデザートまで出して下さいました。

二日連続でお祝いしていただいて、本当に恐縮ですし、また幸せだな、と心から思います。
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by munenorin | 2010-01-21 23:14 | オフ、ふっ、ふ。
皆様お久しぶりです。久しくブログを休業していてすみません。

何かのきっかけでまた書き始めたいと思ってはいたのですが、いったん止めてしまうとなかなか再開できないものですね(汗)。

ところが昨日、復活するための勇気をもらいました。

私の自宅の近所には、私が小学生の頃から家族でよく行く小料理屋さんがありました。家族全員でなくても一人二人でも行くことができるようなお店です。何を頂いてもとても美味しい上、ほぼ日替わりでメニューが変わっていくというお店で、今まで登場したメニューの数はおそらく300種以上(推定・もっと多いかもしれません)。ところが今から5年前の夏休みに店が休業になったかと思ったら、そのまま二度と店に灯りがともる事はありませんでした。

そしてそれから4年半。

先週の土曜の夜に店の前を通りかかった時、看板に灯りがともっている。壁も塗り直してある。中に人の気配はしませんでしたが、明らかに店が営業している雰囲気。そこで昨日、父に「絶対営業しているはずだ!」と言って二人で訪ねてみると、お店の大将も奥さんも、店のメニューも、店内の様子も、サービスも、まるで何事もなかったかのように元通りに営業していたのです。

今までの4年半の間に何があったのか、詳しいことはわかりません。それをもちろん尋ねもしません。でもただただ復活が嬉しくて嬉しくて、ニコニコしながら父と大酒を喰らい、マスターや女将さんと語らいました。

そして今日。私は実は誕生日でした。能楽師の仲間がお祝いをしてくれました。そして皆でよく行くお店のマスターからプレゼントやケーキまで頂きました。
b0145146_1123117.jpg年末から年始に掛けて悲しいことが色々ありましたが、この二日間の喜びをきっかけに、ブログを再開したいと思います。もちろん毎日更新というわけにはいきませんが、何かちょこっとした出来事や感じたことなどを、あまり気負わずにに掲載していくつもりです。

勝手気ままで申し訳ありませんが、皆様、今後共どうぞ宜しくお願いします。
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by munenorin | 2010-01-21 01:18 | オフ、ふっ、ふ。