能楽師・武田宗典の舞台活動・観劇活動を中心にした日記的四方山話


by munenorin

カテゴリ:謡サロン( 23 )

謡初め&舞サロン

今日は東京で謡初め&舞の体験サロンでした。

b0145146_2358252.jpg総勢30名様のお客様がお越し下さり、またお客様の中には御着物の方も多く、大変賑やかで華やかなサロンとなりました。
お客様には舞の稽古体験と、普段なかなか体験できない斬り組のチャンバラ体験、そして四海波の新年大合唱と、いろいろなことを体験していただきました。皆さんが笑顔で会場を後にしてくださったのがとてもありがたく、また嬉しかったです。

東京サロンでは終了後にお茶飲みタイムはありませんが、その代わり希望者の方と一緒に打ち上げの宴席を行なっています。今日もそこでは能に関わることだけでなく色々な話が出て大変盛り上がりました。温かいお客様に支えられていることを心から実感できますし、またこれからさらにサロンが発展していく予感があります。

さて、今日のサロンでは取材が入りました。講談社発行の「GLAMOROUS」(グラマラス)という雑誌の4月号に記事が載りますので、ぜひ御覧くださいね。来月発売予定です。

次の一週間は大阪サロンもありますが、単発で関東近郊で仕事があったりと色々飛び回ります。大阪サロンは「胡蝶」の特集です。目の前にある大阪天満宮の梅とマッチングする「胡蝶」をぜひ楽しみになさってください。
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by munenorin | 2011-02-14 00:25 | 謡サロン

檀の会と行橋新年会

大変遅くなってしまいましたが、先日檀の会にいらしてくださった皆様、本当に有難うございました。

おかげさまで何とか無事に「石橋」赤獅子を勤めさせて頂くことが出来ました。

実は会の5日前、稽古中に半ぎっくり腰のような状態になってしまい、直前は全く稽古が出来ない状態になっていました。今までに経験した事が無いくらい心の中は不安でいっぱいでしたが、それでも何とか開き直って切り抜けることが出来たのは、多くの方の支えがあったからだと実感しています。また昨年末の七拾七年会に引き続いていらしてくださった皆様には、本当に感謝の気持ちでいっぱいです。有難うございました。

b0145146_0373957.jpgさて、会の翌々日から行橋入りでした。大阪の時と同様、行橋でも新年は「四海波」謡初めサロンを致しました。写真の通り、30名近くの皆様で一緒に謡わせて頂きました。またその後には宴会もあり、そちらには30名以上の方がいらしてくださいました。昨年よりも人数が増えたこと、また若い方が徐々に増えてこられたのは本当に嬉しい限りです。久しぶりに美味しいお酒を頂きました。

明日は初の外国人向けサロン。先ほどまでスタッフの方と綿密に打ち合わせをしていました。きっと明日も素敵な出会いがあると予感しています。
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by munenorin | 2011-01-28 00:43 | 謡サロン

日本で一番美しい大学

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b0145146_1335372.jpgまるで外国の修道院です。思わず写真を撮ってしまいたくなります。

これが関西学院大学・三田キャンパスです。宝塚市よりも山を越えてさらに奥、兵庫県の中部から北部に位置します。構内にはゴミ一つ落ちていませんし、落書きも一切ありません。日本で一番美しい大学キャンパスと言われています。そして講師の40%は外国人。まさに外国の観光地に来たような錯覚を覚えます。ここで昨年に引き続き、講義をさせて頂きました。

昨年とは少し内容を変えて臨みましたが、学生の皆さんに「能楽」というもの、或いは「能楽師」という生き様が伝わったでしょうか。海外に出て行かれる生徒さんが多い学部と伺っていますから、皆さんの将来に少しでもお役に立てれば、と心から願っています。

今回の関西滞在中は、関学大のI教授とY教授に大変お世話になり、まるで家族のように温かく迎えてくださいました。お人の優しさが身に沁みました。

講義終了後はI教授にお連れ頂き、近隣の武田尾温泉へ夕飯と立ち寄り入浴に行きました。露天から眺める満天の星空と柔らかいお湯。心身ともに本当に癒され、自然と今回のサンフランシスコ、関西でお世話になった皆さんへの感謝の気持ちが湧き上がってきました。本当に素敵な時間を過ごすことが出来ました。

締めくくりの本日の大阪謡サロンでは、私を含め総勢25名で四海波の大合唱で謡い初め。見事大成功でした!

また今年も色々頑張るぞー!
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by munenorin | 2011-01-14 01:48 | 謡サロン

満員御礼

日が明けてしまいましたが、今日、文化の日は東京謡サロンでした。

今年6月にリニューアルオープンしてから、子供サロンなども含めると6回目のサロンになるのですが、今回は初の満員打ち止めとなりました。いらしていただいた大勢の皆様、本当に有難うございました。皆様からいただくパワーのおかげで、私も気合の充実したサロンをお届けすることが出来ます。今後共どうぞ宜しくお願い致します。
また今回やむを得ず定員のためお断わりしてしまった皆様、本当に申し訳ありません。次回は12月18日(土)15時より、光源氏のモデルといわれる人物、源融が主人公の作品「融」を特集いたします。どうぞお楽しみに!

また12月25日の七拾七年会等も含めまして、どうぞ宜しくお願い申し上げます。
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by munenorin | 2010-11-04 01:06 | 謡サロン

東京謡サロン復活!

久しぶりの更新になってしまいました。すみません。

さて突然なのですが、6月17日(木)、久しぶりに東京で謡サロンを開催させていただくことになりました。
時間は19時から、会場は中野坂上の武田修能館です。

実は東京のサロンはこれまでなかなか安定した軌道に乗せることが出来ず、また本年2月の膝の怪我もあったためしばらく開催を見送っていたのですが、友人のアドバイスもあり久しぶりにチャレンジしてみることにしました。今回は開演時間・会場・開催スタイルとも、以前のサロンと大きく変わりはありませんが、次の開催をきっかけにまた何か新しいやり方が生まれる可能性もあります。皆様に少しでも楽しんでいただけるサロンを目指して、今後共知恵を絞って工夫を重ねて行きたいと思っています。

もし宜しければ、ぜひ一度参加なさってみてくださいね。
サロン二日前の武田同門会『善界』シテと併せまして、どうぞ宜しくお願いします!
詳しくは「武田宗典ホームページ」、または「謡サロンホームページ」までどうぞ。
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by munenorin | 2010-05-07 00:41 | 謡サロン

熊野

今日、昨日と行橋で謡サロンでした。

特集した曲は『熊野』。桜の季節のお話ですが、お正月を「初春」ということからもわかるように、1月にも上演頻度の多い作品です。
また江戸期から”熊野、松風、米の飯”と呼ばれる、大変な人気曲でもあります(その言葉の由来には諸説あるようですが)。

今回も2回合わせて20名前後の方にご参加いただきました。今回は『今までの謡サロンの中で一番良かった』というようなコメントを何人かの方から頂きました。

『熊野』には、今までサロンで取り上げてきた作品のように派手な舞などはありません。ですが、とにかく謡の言葉が美しく、また現代人にとっても比較的わかりやすい言葉で綴られている心情劇ですので、まさに謡サロンで取り上げるのにピッタリの作品だったのでしょう。

大阪では昨年の一月に特集しました。

また東京やその他の地域でも取り上げてみようかな、と思っています。
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by munenorin | 2010-01-27 00:29 | 謡サロン

チョビヒゲ

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謡サロン後のランチのひと時・・・

名優チャップリンにも、ドリフの加トちゃんにも負けないくらい、周囲の笑いを誘っていました。

ちなみに彼の鼻の下についているのは「海南醤油」という、中国の海南島で作られているたまり醤油です。
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by munenorin | 2009-06-29 23:49 | 謡サロン

濃いお客様方

昨日は東京謡サロン。

特集した曲は、6月16日の武田同門会でシテを勤める『鵜飼』でした。『鵜飼』は謡・舞、共に聞かせどころ・見せ場が多いので、半分が謡、半分が舞というようなサロンになりました。

今回参加のお客様は6名。当初は10名ほどの予定だったのですが、風邪を引かれたり、仕事が終わらなかったりという方がいらして人数が減ってしまいました。ただ人数は減りましたが、お客様の層は大変濃密でした。

今回初めて参加して頂いた、某私大の教授の先生。鋭いご質問と的確なご助言をいただき、とても初めてお会いしたとは思えないほど、親しくさせて頂くことができました。きっと今後とも長くお付き合いを続けていけるのではないか、と感じています。

そして前回からご参加の、なでしこりかさん。某私大の学生でありながら、和の文化を大切にするための活動など、様々な分野で活躍なさっている方です。詳しくはりかさんのホームページまで
→http://www.nadeshiko-rika.com/
今回も、私達には思いも寄らぬ質問や提案などをいただいて、とても良い刺激になりました。

さらに私の友人からのご紹介で、「大きな声を出してみたい!」と仰ってご自身でお申し込みになり、毎回欠かさずいらして下さっている女性。参加された当初は小さな声しか出せなかったのに、今回ではもう謡の稽古歴2年の私のお弟子さんに負けないくらいの大きな力強い声で謡われていて、とても嬉しかったです。

各地で行っている『謡サロン』はまだまだ全体ではご参加の人数は少ないですが、それでも固定でファンになって下さる方々が徐々に出てきて下さいました。本当に有り難いことです。

『能楽』という芸能の性質や私自身の持つ持ち味から考えても(笑)、このサロンがいきなり大きく飛躍して行くとは思いません。それでも地道に活動していくことで、徐々にこのサロン自体が無駄をそぎ落としたシンプルで濃密なものになって行くのではないかと思っています。そしてそんなサロンを、皆様に能楽の楽しさや深さを感じて頂くための入り口としていただけたら、こんなに嬉しいことはありません。

月並みではありますが、これからも謡サロンをどうぞ宜しくお願い致します。
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by munenorin | 2009-05-31 01:18 | 謡サロン

日本文化をめぐる旅

昨日、一昨日は大阪・宝塚でした。

一昨日の大阪では、稽古終了後に心斎橋そごう百貨店で開催されている、「第34回紅会 全国展」に行ってきました。
b0145146_0292749.jpgこの「紅会」は日本刺繍の全国展で、着物・帯・ハンドバッグに掛け軸・屏風など、約150点が一堂に集められた展覧会です。私の大阪のお弟子さんがその主任の一人をなさっているので、今回初めて足を運びました。
撮影禁止のため写真をお見せできないのが本当に残念ですが、実に素晴らしいデザインの数々でした。毎年何かテーマが決まっていて、それに則って作品を創り上げるそうなのですが、今回は”オリエントへの憧れ”というテーマで、中央アジア地域のモチーフを取り入れた、とても斬新なデザインでした。またそれが日本伝統の着物や帯などに見事にマッチしていて、なにか自分の想像力が掻き立てられるようでした。中には5年の構想・製作期間を費やして創られた作品もあるそうです。この技術を使って、能装束として使用する腰帯や鬘帯を製作することもあるそうなので、いつか良い形でコラボレーション出来れば・・・と思いました。

b0145146_044028.jpgその日の夜はお知り合いに連れられて、宝塚市内にある「あかつき」というお店へ。何をいただいても美味しいのですが、特に絶品だったのは「鱧とたまねぎの煮込み鍋」。おそらく全国でこのお店でしか食べられないであろう、滋味溢れる一品でした。そしてこの写真は、お店のマスターが酔っ払いながらも製作した、ラディッシュ製の造花です。小さな包丁を使って瞬く間に作り上げられました。この技術があればこその味なのだな、と妙に納得してしまいました。

そして昨日は宝塚謡サロン。多くのお客様とお天気にも恵まれ、また辛うじて桜も残っていて、本当に充実のサロンになりました。前回に引き続き、ご自宅を開放してくださったT様には感謝の言葉もありません。これからは少しずつでも継続的なサロンにするべく、またいろいろ知恵を絞って行きたいと思っています。

今回は関西3日間の旅でしたが、短い間でも、関西には行く度に何か必ず得るものがあるように思います。それを自分の将来・能楽の将来にしっかりと役立てて行かなければなりませんね!
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by munenorin | 2009-04-15 01:10 | 謡サロン

『田村』

今日は19時から、中野坂上にある伯父の家の舞台「武田修能館」で謡サロンでした。

今日特集した曲は『田村』。

初代征夷大将軍であった坂上田村麻呂を主人公とした能の名作の一つです。そして前半部は、桜の盛りの清水寺の絶景にスポットを当てているので、春に相応しい一曲ともいえます。本当は桜が今日辺りから開花するのではないかと思ってこの作品を選んだのですが、このところの寒の戻りで、まだ桜は咲きそうにありませんね。でも今日いらして頂いたお客様が近日中に桜をご覧になった時に、このサロンを思い出していただけたら嬉しいな、と思っています。

自分としては、今日は今までで一番リラックスした状態で、集中してサロンに臨むことが出来ました。きっと先日から続く目まぐるしさから少し解放されたからだとは思うのですが、今日の感覚を忘れずに、日々少しずつ謡サロンも私自身も成長していきたいと思っています。

東京の謡サロンは私の力不足で、なかなか参加していだたく方が増えないことが悩みの種だったのですが、今日は今までよりはだいぶ多くの方にご来場いただくことが出来ましたし、また今後にも少し増える兆しが出てきました。また宣伝努力も怠ることなく、少しでも多くの皆様に能の楽しさ、古典の面白さを体感して頂くために頑張って行きたいと思っています。

ブログを御覧いただいている皆様、どうぞ今後とも宜しくお願い致します001.gif
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by munenorin | 2009-03-28 01:30 | 謡サロン