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能楽師・武田宗典の舞台活動・観劇活動を中心にした日記的四方山話


by munenorin

歌劇観劇

昨日の夜に帰京しました。

昨晩は羽田空港からの帰りのバスでなぜか車酔いの様な症状になってしまい、自宅に戻ってからすぐに休んでしまったため、記事の更新が出来ませんでした。何だか小さな子供みたいで情けないですが・・・008.gif

さて、大阪謡サロンは一昨日で終了でしたので、いつもは1泊2日で帰ってくるのですが、今回は帰京を一日延ばしました。それは宝塚大劇場で行われている雪組公演を観劇するためです。およそ1年ぶりの大劇場公演観劇でした。
タイトルは「ソロモンの指輪」「マリポーサの花」のショー・ミュージカルの2本立てです。今回は大変珍しい、ショー→ミュージカルの上演順でした。
ショーは上演時間30分という小品。しかし短い時間に大勢の出演者が色々な格好で代わる代わる登場してくるため、いつものショー作品よりはむしろ華やかにみえました。ダンスの振付が一風変わっているのも印象的です。
対してミュージカルの方はフィナーレを含めて2時間の上演時間。通常だと1時間半程度なのでかなり長いのですが、不思議とその長さを感じさせません。話の筋を掴みにくい部分もありますが、台詞劇としてのやり取りが充実していて、それが物語に厚みを加えていました。

この雪組には、私が大学生くらいの頃から仲良くしている生徒さんたちがいるのですが、今回その生徒さんのうちの1人が退団されることもあったので、こうして宝塚の地で観劇することにしたのでした。
私と顔が似ていることもあったので、親しく「妹」と呼ばせていただいていましたが、やはり退団の舞台には胸が自然と熱くなりました。今回時間を作って観に行くことができて本当に良かったです。

良い舞台を観た後は無性に稽古したくなります。舞台人にとって、外からの刺激はやはりとても大事ですね。
今日はこれから思う存分、稽古をしてきます!
by munenorin | 2008-08-27 12:06 | たまの観劇日記