謡サロンゆの里特別編
2008年 07月 21日
今日は謡サロンゆの里特別編、とても楽しい催しになりました。
ゆの里は和歌山県橋本市にある温泉施設で、去年のこちらの20周年記念イベント際にお声掛けを頂き、ワークショップをさせて頂きました。そのご縁もあって今回初めて謡サロンをさせていただくことになりました。
参加された皆様はおよそ30名。その8割近くがほとんど能をご覧になったことがない方です。
そんな事情もあって、今回は欲張って『高砂』『屋島』『杜若』『小袖曽我』『土蜘蛛』の五曲から少しずつを抜粋して聞いて頂きました。それに型や舞を交えて、謡の稽古を含めてあっという間の一時間半でした。
ゆの里のお客様方は皆さん、私のことをとても温かく迎えて下さいました。本当にありがたいことです。そしてそれは、このゆの里のスタッフの皆さんがとても温かい方ばかりであるということにも通じています。私も各地でいろいろ公演をさせていただいていますが、これほど優しく温かく迎えていただくことはそうはありません。
またこの温泉は、おそらく日本一と言って良いくらいの、柔らかくていつまでも入っていたくなるような不思議なお湯です。アトピー性皮膚炎の方などは見る見る間に治っていくそうです。ぜひ一度足を運んでいただきたい素晴らしいお湯です。
今日はいろいろな写真を添付しましたが、中でも最後の写真は、今日の謡サロンに参加して下さった小学校一年のお嬢ちゃんが書いてくれた、杜若の精をモチーフにした絵です。アンケート用紙の裏に描いてくれました。とても心温まる可愛い絵ですね。
今日はゆの里に伺うことが出来て本当に良かったです。
また明日からの大阪謡サロンも頑張るぞー!
by munenorin
| 2008-07-21 00:03