鵜飼
2009年 03月 14日
昨日お知らせした通り、昨朝に写真のような小さなプロペラ機に乗って、大分から大阪へと移動しました。そして、昨日・今日と大阪で謡サロンと御素人のお弟子さんのお稽古でした。
今回特集した曲は『鵜飼』。少し渋めの曲ではあるのですが、聴きどころのある謡もいくつかあり、また舞の型も写実的なので、謡サロン向きと思い選択してみました。それからこの「鵜飼」は、6月16日(火)の武田同門会で自分がシテを勤めさせていただく曲でもあります(4月10日に大阪の山本能楽堂でも、シテ・山本章弘氏で上演予定)。そんな訳ですので、東京でも同門会の前には『鵜飼』のサロンを開きたいと思っています。
さて、昨日・今日とサロンをさせていただきましたが、おかげさまで謡サロンもお客様が定着して参りました。今回謡の稽古に選んだ、『鵜飼』後シテの謡は決して易しい箇所ではないのですが、皆さんしっかりお稽古についてくることが出来ています。まだ始めてから一年と少しの催しではありますが、参加の皆さんの着実な進歩に、1人感慨に浸っていました。
ただ欲を言えば、もう少し多くの方に広めたいという思いがありますので、何とか新規開拓は出来ないかと思案中でもあります。もし良いアイデアをご存知の方がいらっしゃいましたら、ぜひぜひコメントをお寄せ下さい。
そして今は電車で宝塚へ向かっています。来月13日(月)に宝塚市内の個人のお宅で二回目の謡サロンを開かせていただく予定なので、そのお知らせも兼ねていくつか回ってきます。
明日は1日オフがあり、明後日はまた和歌山県の「ゆの里」で謡サロンです。サロンもさることながら、「ゆの里」の素晴らしいお湯がとても楽しみです!!
by munenorin
| 2009-03-14 18:45